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「今日の1枚:シャッター街」

シャッター街という言葉は、もはや珍しくない。


日本の至る所に過疎化とか限界集落というレッテルを貼られた場所がある。

そして、そのことに対して危機感を抱いていても、自分が中心となって動こうとする人は、なかなか現れない。

「銀天街」と呼ばれるこの商店街も多分に漏れず、シャッター街だ。

歩いている人はほとんどおらず、たまに見かけるのも絵に描いたようなお年寄りばかりだ。

8割以上のお店のシャッターが閉まっている現状を目の当たりにすると、なにから手をつけていいのかわからない。

地方活性化という言葉が一人歩きしている。

ただ、この「銀天街」には他のシャッター街と違う一面がある。

小郡商事という小さな紳士洋服店があった。

1974年に父から子へと渡ったお店は、試行錯誤しながら1984年にカジュアルショップをオープンした。

今から20年前、そのブランドの服を着ていると笑われることもあった。

それが、今やオシャレといわれ、様々なブランドとコラボレーションをしている。

売上高は1兆円を超え、世界中に2,500店舗以上を展開し、従業員は25,000人以上のグローバル企業になった。

30年前の1984年に「ユニーク・クロージング・ウエアーハウス」という名でオープンした『ユニクロ』の始まった場所、それが「銀天街」の一角にあった。

今の「銀天街」に輝きはないかもしれない。

 

けれども、世界で立派に戦っている企業が生まれている事実。

山口県宇部市にある「銀天街」よりもはるかに大きな市場で、多くのファンを惹き付け、たくさんの雇用を生み出し、経済界の話題の中心にある。

それを成功の形の1つと呼んでもいいのではないだろうか。

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